中小企業のDXの進め方|何から始めるか・進まない理由

執筆:株式会社ファミライズ / 監修:代表取締役 黒岩 忠嗣 / 更新日:
はじめに
「DXが大事なのは分かるが、うちの会社で何をすればいいのか分からない」。中小企業の経営者の方から、よくいただく声です。
中小企業のDXは、大きなシステムを入れることから始める必要はありません。この記事では、何から始めればよいか、進まない会社によくある理由、小さく始めて定着させる進め方をまとめます。
中小企業にとってのDXとは
DX(デジタルトランスフォーメーション)は、デジタルの力で仕事のやり方や売り方を変えることです。中小企業では、次の2つから考えると分かりやすくなります。
- 業務を楽にする:受注・在庫・予約・帳票などの手作業をツールに置き換える
- 売上を上げる:ホームページ・EC・LINEなどで、お客様との接点を増やす
DXが進まない会社によくある理由
- 目的があいまい:「DXをやること」が目的になり、何を良くしたいのかが決まっていない
- 担当者がいない:本業と兼任で、検討や導入が後回しになる
- いきなり大きく始める:高額なシステムを入れたものの、現場で使われない
- 現場の声を聞いていない:使う人の手間が増え、元のやり方に戻ってしまう
何から始めるか:進め方の5ステップ
- 困りごとを書き出す
「時間がかかっている作業」「ミスが多い作業」「担当者しか分からない作業」を現場に聞いて書き出します。 - 1つに絞る
効果が大きく、関わる人が少ない作業を1つ選びます。 - 小さく試す
既存のツールや簡単な仕組みで、まずは一部の業務だけ置き換えてみます。 - 現場で使いながら直す
使う人の意見を聞きながら、画面や手順を直します。 - 手順を残して広げる
定着したら手順書にまとめ、ほかの業務にも広げます。
小さく始めた例
たとえば、百貨店の店頭とECの業務では、紙やExcelで行っていた受注・出荷・帳票の作業を、自社向けの小さなツールに置き換えることで、手作業を大きく減らせました。大がかりなシステムではなく、困っている作業から1つずつツール化していくのがポイントです。
ほかの事例は成果事例でご紹介しています。
社内に担当者がいないときは
DXを進めるには、現場の話を聞き、ツールを選び、定着まで見届ける人が必要です。社内に担当者がいない場合は、外部のデジタル担当に任せて手順を作り、慣れてきたら社内に引き継ぐ進め方もあります。
よくある質問
中小企業のDXは何から始めればいいですか?
時間がかかっている作業やミスが多い作業を現場に聞き、その中から効果が大きく関わる人が少ない作業を1つ選んで、小さく試すところから始めるのがおすすめです。
DXに大きな予算は必要ですか?
必ずしも必要ではありません。既存のツールや小さな仕組みで一部の業務を置き換えるだけでも、手作業を大きく減らせることがあります。
DXが途中で止まってしまうのはなぜですか?
目的があいまい、担当者がいない、現場で使われない、といった理由が多いです。目的を1つに絞り、使う人の意見を聞きながら進めることが大切です。
ご相談について
ファミライズのデジタル担当プランは、社内にデジタルの担当者がいない会社のための月額サービスです。月5万円から、初期費用0円・1ヶ月更新・別途見積もりなしでご利用いただけます。
デジタル担当の仕事の中身や置き方の選び方は「中小企業のデジタル担当とは」にまとめています。
「何を頼めばいいかまだ決まっていない」という段階でも大丈夫です。今の状況をお聞きして、最初に取り組むことを一緒に決めます。お問い合わせからお気軽にご相談ください。
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